「ここちよ不動産」代表・ヨースケの不動産投資(Part2)

稲葉ヨースケ

 前回の記事の続きです。

前回の記事
「ここちよ不動産」代表・ヨースケの不動産投資(Part1)
「ここちよ不動産」代表・ヨースケの不動産投資(Part1)

  

稲葉ヨースケ
稲葉ヨースケ
ここちよ不動産 代表/宅地建物取引士
Profile
愛知県在住。30歳の時に副業で不動産投資を始める。33歳時点で毎月のCF(手取り)が40万円となり、生活費を上回ったので、サイドFIRE。その後、約半年の休息期間を経て、現在は「不動産屋」として奮闘中!「サラリーマン大家」の気持ちが誰よりもわかる不動産屋。

2.不動産投資でやったこと

ヨースケくん
ヨースケくん

原理がわかったから、あとは行動をしていく。

 不動産投資を使えば、「お金の自由」「時間の自由」を得ることができる!ということがわかりました。

 知ってる人にとっては当たり前のことだったのかもしれませんが、不動産に出会うまでの7年間、”ど真面目”に会社の仕事ばっかりしてきたワタシにとっては、

 その事実は、もう本当に「目からウロコ」だったのです。

 

 そこから楽しくなってしまって、勉強を積み重ねながら、以下のような行動を積み重ねました。

 

①将来の計画をつくる

 ワタシにとって、不動産をやる理由は「なんとなくカネが増えたら嬉しいから」とかではなかったわけです。

 理由というのは、もう明確に、

お金の自由、時間の自由を得ることで、「人生の思い出を最大化」したいのだ‼

 

 ということでした。

 「思い出を最大化するため」と目標を設定したからには、逆に言うと、思い出の最大化に繋がらない要素は、できるだけ減らさなくてはいけません。

 つまり、「キライだ」というわけではなかったのだけれど、「会社の仕事を早く辞めなきゃいけない」となっていったわけです・・・笑

 

 そのため、将来の計画をつくりました。

 Excelシートを使って、将来に渡っての資金計画を書いて、ほしいCFを設定したんです。

 

CFとは、キャッシュフローのこと。

キャッシュフロー:月々の家賃収入(総売上高)から、
事業にかかるすべての経費の合計(銀行返済/経費/税/保険/各種リスクのための貯蓄など)を引いた、
最終的に口座に手残りするお金をさすことが多い。

※書籍や人によっても少し、言葉の定義がブレます。

2023年現在のワタシの場合の具体例を言うと、
21室所有×5万円(平均家賃)=105万円が総売上高。
事業経費の合計が65万円ほど。
そのスキマの「40万円」は手残りする、ということになります。

 

 そこではいったん、「CF100万円を達成して、3年後に辞める」と設定しました。

 

 それを、妻とも共有、思いは共通に。

 そこから我が家の不動産行動が始まります。

 

②不動産屋に会いに行く

 「どのような行動をすれば物件を所有できるのか」ということは、たくさん読んできた本やブログで、おおむね学習済みでした。

 なにかというと、

 めぼしい物件を見つけて、不動産業者に詳細な資料をもらって、銀行に相談する。

 簡単に言うと、それだけです。笑

 

 毎日まいにち、合ってるかどうかもよくわからないながら、物件を検索して、数字をシミュレーション。

 さらには、不動産屋にも会いに行って、「これ、オススメですよ」という物件を紹介してもらったりもしました。

 

 ところが、やはり壁にぶち当たります。

 それがなにかというと、「完ぺき最強」という物件はやはりなくて、どの物件も多かれ少なかれ、デメリットを抱えているということです。

 

 そりゃそうですね。

 当然ながら、誰が買っても嬉しい物件なら、誰かがもう買ってるのだから、そんなところには残ってないはずなのですよ。

 

 ところが、そのデメリットこそが、真に向き合うべきものなのです。

 デメリットがある物件は、誰にとっても「何かが嫌」だから、そこに残っている。

 しかしながら、自分の努力とか創意工夫によって、そのハードルを乗り越えることができるなら!

 そのデメリットは、「みんなにとっては嫌かもしれないけれど、俺の中では解消された」ということで、むしろ強みにすらなります。

 

 そういうふうに、物件を探しました。

③銀行融資をつける

 そうして、粘り強く物件検索を続けて、数ヶ月が経ったころ・・・

 ついに、「これは‼」と思える物件と出会えたのです。

 そして、なじみの不動産屋さんに案内をしてもらって、現地を確認。

 見る感じ、写真で見たよりもきれいで、問題がなさそうに思えました。

 そこで、「サラリーマンの自分でも融資がつけられる銀行」に、手当り次第に物件情報や自分のプロフィールとともに、相談。

サラリーマンでも不動産投資の融資がつく銀行。

 

・オリックス銀行(年収650万〜)

・三井住友トラスト銀行(年収500万〜)

・スルガ銀行(年収1000万〜)

・日本政策金融公庫(年収不問)

・滋賀銀行(年収400万〜)

 

などがあります。

 そうして、ワタシの場合は一棟目を「オリックス銀行」にて融資をつけて、晴れて購入することができました。

  

 2020年、11月のことでした。

 2020年のお正月に勉強を始めてから、約11ヶ月が経ってのことです。

 

 ついに始めての「家賃」をもらい、不動産投資家としての一歩を踏み出すことになったのでした。

 2LDKが8戸入った、重量鉄骨のアパートでした。

 購入金額は、4900万円。

 全額、ローンを受けましたので、自分は頭金を1円も入れていません。(フルローンと言います。)

 管理会社から毎月貰っている資料から一部抜粋します。

 8戸が満室で、それぞれの部屋から約6万円弱の家賃収入を貰っているので、47万円の収入が入っています。

 右側の欄が諸費用です。

 これ以外にも、火災保険(年間のものを按分)とか税金(同じく)、また将来的な修繕のための積立などがかかってきますので、トータルで支出は「10万円くらい」と思っておくと良いです。

 そしてここから、毎月23万円の返済があります。

 単純に計算して、47-10-23=14万円。

 この14万円が、いわゆるCF。

 不動産に憧れたワタシが求めていたもの、そのものです‼

 不動産投資によって得られたものは、(Part3.)にてさらにご説明します。

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